LBプランニングでは、㈱住宅FPコンサルティング代表上野山典弘氏、㈱美山不動産代表山本泰氏と連携し、「住宅ローンで困っている人を助けるための勉強会」を立ち上げました。
本勉強会は、モラトリアム法案終了による住宅ローン返済困難者をサポートするために、ファイナンシャルプランナー、保険営業マン、不動産業者などの一般消費者と密接な関係にあるコンサルタントに対して、教科書では知れないような実務的な、住宅ローンの借換え、個人再生、任意売却などの業務について勉強会形式で行っています。
単にセミナー形式で知識を伝えるだけでなく、コンサルタントが実務上経験した相談などをその場で質問・回答することにより、より実践的でわかりやすく、多くのコンサルタントに実務的な住宅ローンの借換えから任意売却までの「お客さまを助けるための方法」を伝えています。
勉強会は2012年9月からほぼ毎月おこなっております。*現在、活動休止中です。
ファイナンシャルプランナーに対しての思い違い
みなさんは「ファイナンシャルプランナー」というとどのようなイメージをしているでしょうか?
よく聞くのが、
「お金持ちの人向けのアドバイザーでしょ」とか
「投資のアドバイスをしてくれる人でしょ」や
「保険屋さんでしょ」といったようなイメージを持たれているようなことが多いようです。
FPは本来一般の人向けのアドバイザー
なぜか日本では先ほどのように、お金持ち向け、保険営業マンのイメージが定着してしまっています。
これは、FP資格を取得した人の業種が保険営業マンが多かったことや、「ファイナンシャルプランナー」という耳慣れない言葉で「なんとなくお金持ち向け?」と思われてしまったのではないかと考えています。
しかし、FPの本場アメリカでは、富裕層だけでなく一般的な家庭でもファイナンシャルプランナーと契約をして、さまざまなアドバイスを受けている人がいます。
以前、ニュースになった、ガス欠で困っている女性を助けたホームレスの人が、女性のSNSの口コミでクラウドファンディングで生活を立て直せる程度のお金が集まった時のインタビューで「まずはファイナンシャルプランナーと相談して今後の生活再建を考えたい」と語っているのをみて、「アメリカでは、家計=ファイナンシャルプランナーなんだな」と実感したニュースがありました。
生活困窮者支援の現場でもFPが活躍しています
私たちのように、住宅ローンの返済が困ってしまった、いわゆる生活が行き詰まった人、生活困窮者のサポートを行っているファイナンシャルプランナーも少なくありません。
FPが障害を持つ子どものいる家庭をサポート
例えば、障害を持つ子どもをもつ家庭のサポートを行うファイナンシャルプランナーもいます。
そのサポート内容は、家庭全体の家計の改善だけでなく、障害を持つお子さんが社会の中で買い物ができるようになるための算数を教えることでサポートするファイナンシャルプランナーもいます。
また、「親なき後」を考えるために色々な制度、例えば民事信託(家族信託)などの活用しながら、将来、両親がいなくなった後の暮らしのためのサポートを行っているファイナンシャルプランナーもいます。
FPが、がんで闘病している患者さんをサポート
また、医療現場でファイナンシャルプランナーが活躍している例もあります。
それはがんで闘病している人をサポートしています。
がんは病気の中でも闘病生活がながくなってしまうケースがあります。
闘病生活が長くなってしまうと、治療費などの負担ももちろんですが、働くことができなくなった、働くことができる時間が短くなってしまった、家族のサポートも必要になり、家計が全般的に悪化してしまった・・・などの事が起こってしまいます。
がん治療は現在さまざまな治療方法が出てきていますが、公的保障の対象外であったり、体に負担が大きいような場合もあり、支出、収入ともに厳しい状況になってしまいます。
がんで闘病している患者さんをサポートしているファイナンシャルプランナーは、がん患者さんやその家族はもちろん、看護師さんにもお金の知識をつけてもらい、がん患者が望む治療ができるようになるための看護師さん向けの勉強会なども実施しています。
また、備えるといった観点から、保険募集人向けにもがん患者さんの治療に必要なお金のことや、がん保険をお客さまにお勧めする際に、実際のがん治療を考えた場合にどのようなプランを提示すことがよいかといったような研修や個別のアドバイスを行うこともあります。
市区町村の役所で生活困窮者支援を行うFPもいます
また、市k町村の役所や社会福祉協議会の中で、生活困窮者に対しての支援を行っているファイナンシャルプランナーも居ます。
家計改善という形で、ローンや税金の延滞をどのように解決していくのか?浪費癖やギャンブル癖、お金の管理下手などをどのようにして解決していくかを相談者と一緒になって少しずつ改善をするサポートを行っています。
場合によっては、生活福祉資金貸付制度のような公的な貸付制度の案内や手続きのサポートの他、住宅ローンの支払い猶予をしてもらうために債務者である銀行に同行してサポートするような事も行っています。
家計のプロ、ファイナンシャルプランナーに気軽に相談を!
このように、ファイナンシャルプランナーが富裕層などだけをサポートする専門家ではないことを知っていただけましたでしょうか?
もちろん、富裕層に対してのアドバイスも行えますが、基本的にはファイナンシャルプランナーは「家計のプロ」であり、ライフプランや価値観などを元に収入や支出から判断し、相談者の将来の希望に沿うようなプランニング、アドバイス、実行支援を行うのがファイナンシャルプランナーの役目です。
「こんなことはファイナンシャルプランナーに相談することじゃないな」と勝手に思わず、一度気軽に相談してください。
LBプランニングでは、初めてファイナンシャルプランナーに相談する人が気軽に相談していただきやすいように、FPお試し相談を実施しています。
まずはお試し相談から気軽にお申込みして、少しでも悩みを解決してください。