わたしのお客様は20代後半から40代前半くらいの方が多いので、万が一のことがない限り亡くなるということはあまり考えていないかもしれません。
当たり前なのですが、だれもが両親がいて、当然自分より20歳くらい(それ以上?)は年上なので、老後を迎えている人も多いはずです。
「相続争い」というとお金持ちだけのイメージがあるかもしれませんが、以外にも争う件数で多いのは資産が2,000万円前後の方ということでうす。2,000万円といえば、ちょっとした一軒家だったり、退職金の金額くらいですよね?
相続税を払うのはほんの一部の人と言われています。というのも相続税には控除というものがあって、「これ以上資産がある人は税金を払ってね」ということで、現在の法律では「5,000万円+法定相続人の人数×1,000万円」というルールがあります(そろそろ低くなりそうですが・・・)。つまり、奥さんと子供二人いれば、5,000万円+1,000万円×3人で8,000万円までは相続税を払う必要はありません。
なので、「うちには関係ないし・・・」という方も多いわけですが、「相続争い」となると上記のように2,000万円くらいの方のもめ事が多いようです。もし、子供2人で相続するとして、資産は現金がほぼ0円。住宅だけ、となると半分こできるものでもないので、どっちの持ち物にするのか、売るのかなどなどとトラブルになってしまいます。
できれば、ご両親が元気なうちにいろいろと分け方とか、子供たちにどうしてほしいのかなど、聞いておいてほしいなぁと思います。
日経新聞のサイトでも掲載があったのご興味があればこちらを読んでみてください。
司法書士や弁護士に相談するほどではないけど・・・という方はファイナンシャルプランナーにご相談ください(^.^)