老後のお金、退職金はどう運用する?

昨年はアベノミクスで、株高、円安となって、「投資した方がいいかも!」という雰囲気に全体的になっていますね。

私のところに来るご相談の中でも、ちょっと前に比べると積極的に運用をしたいと考えてご相談に来られる方が増えています。

わたしはファイナンシャルプランナーとして10年、大阪で個人の方の相談をお受けしているのですが、同じように「投資した方がいいかも!」という雰囲気だった時期があります。

その時期はいつ?というと、実はサブプライムローン問題、リーマンショックの直前くらいです。

それを思い出すとかなり怖いのですが、ご相談に来られる方の大半は運用経験がなく、これから始めたい方が多いので、リーマンショックのことはあまり知らないので今のムードに後押しされて、「チャンスっぽいし、運用初めてみようかなぁ・・・」という気持ちになっているようです。

退職金はどう動かす!?

さて、そんななかでも大きなお金を動かすことができるタイミングがあります。

それは、退職金が出たときです。

退職金が出た、ということはお仕事も引退して、時間もあるので、「せっかくだからこの時間を活かして資産運用をしよう」と思うことはいいことだと思います。

しかし、運用のスタートの仕方には要注意です。

免許取り立ての運転をイメージしよう!

資産運用をスタートするときには、車の運転を想像してスタートするのがいいと思います。

車のスピード = 運用の金額と考えてみてください。

運転免許を取り立ての時に運転するときはどれくらいのスピードで運転しますか?

きっと、そろそろとアクセルを踏んでゆっくり走ったのではないでしょうか?

資産運用でも同じで、ゆっくり走るところから始める。

つまり、少額から始めるのがいいのではないでしょうか?

そこから慣れてきたら少しずつ運用資金を増やす(車で言うとスピードを上げていく)

といった順番が大事です。

手数料目当ての販売には要注意!

わたしたちが資産運用を行う時は、ちょっとずつ慣れていくのが大きなリスクを取らないために取るべき方法ですが、販売側からするとあまりいいお客さまとは言えません。

なぜなら、販売する側からすると、10万円分の運用商品を買ってもらうのも、1,000万円分の運用商品を買ってもらうのも手間は同じなのです。

ですので、1,000万円持っている人には、何回にも分けて買ってもらうより、一度で買ってもらった方が効率がいいのです。

また、複数の商品を買ってもらうより、ひとつの商品をまとめて買ってもらう方が手間がかかりません。

まとめて買うことでタイミングがよければ、うまく利益が上がるかもしれませんが、そうでなければ損失が大きくなってしまいます。

大事な退職金の運用は慎重に!

退職金という大きなお金があると、気持ちが大きくなってしまうかもしれません。

また、せっかくの退職金を「置いておくだけではもったいない」という思いになっていまうのもよくわかります。

しかし、退職金は老後の生活を支え、豊かにするための大事な資金です。

慎重になって、なり過ぎるということは決してありません。

慌てず、いろいろ情報収集や勉強してから運用を始めても手遅れではありませんよ!

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この記事を書いた人

中野 敦成のアバター 中野 敦成 ファイナンシャルプランナー(FP)

「この知識をたくさんの人に知って欲しい。そして、生活を豊かに、夢をあきらめず実現して欲しい。そのためのお手伝いをできる仕事がしたい!」と思い、金融機関で勤めた経験もなく勢いのまま会社を辞め、独立系ファイナンシャルプランナー(特定の保険会社や金融機関などに属さないFP)として大阪で2005年に開業。
長年、サービス提供を行っていく中で、先輩FPや仲間のFP、税理士や司法書士などの専門家のアドバイスやサポートを受けて、相談技術や相談実務で役立つFP知識を増やす。
ファイナンシャルプランナーはお金の専門家として責任を持ち、お客様とお会いして相談をお受けいただいた前より、ホッとした表情や笑顔でお帰りになるお客様の顔をみて「やっぱりファイナンシャルプランナーという職業はいい職業やな」と日々実感している。

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