「銀行だから大丈夫」はもう通用しない!?

2014年7月15日の日経新聞の朝刊に「投信販売、見直し迫る 顧客より手数料優先」という記事が掲載されていました。

これは、「銀行が販売手数料を優先した営業が多く、顧客目線を欠いている」ということを記事にしたものです。

手数料で利益が消し飛ぶ!?

記事の中では、たとえば、2年に一回投資信託を買い替えた場合のシミュレーションが掲載されています。

結果は3%の損。

内訳は、運用の利益が11%出ているのに、結果はマイナスになっていることになりました。

この原因は乗り換えの時に発生する売買手数料が原因という結果になりました。

資産運用は長期で考えるのが基本

この結果からも、資産運用は売ったり買ったりをするのではなく、長く持つことが基本と言う事がわかります。

特に銀行などの窓口で販売されている投資信託の多くは手数料が2%以上の商品です。

例え、年利4%の投資信託であっても、半年でモトが取れて、残り半年で2%の利益。そのタイミングでまた手数料2%の商品を買ったら・・・。

確かにいつまで経ってもプラスにはなりませんよね。

銀行での投資信託を購入する場合に手数料の高さを問題に指摘する人も居ますが、10年、20年と保有するのであれば、大きな手数料とは言えないと思います。

手数料よりも、度々買換えさせる販売方針の方がもっと問題です。

手数料の高さと商品の良さは関係しない!

わたし達が手にするモノは大抵の場合、同じような商品の場合、高いものは品質がいいのが普通です。

でも、金融商品の場合はそうとは限りません。なぜかというと、投資信託の販売手数料は、販売する銀行や証券会社がある範囲で好きな金額を設定していい事になっています。

なので、A銀行では販売手数料が3%なのに、B証券では1%ということもあり得ます。

また、普通のモノと同じように、投資商品もよく似た商品が各社で作られ、販売されていますので、同じような投資対象や、投資ルールでも、手数料が違う場合もあります。

目的に合った商品選びをしよう

投資信託は日本国内で3,000銘柄以上販売されていると言われています。

なので、ベストな商品を選ぶ事は難しいと言えます。

ただ、自分にあった商品を選ぶ事はできると思います。

服を選ぶ時に、「どんな時期に、どこに行くための服」って選びますよね?

それと同じように、投資信託も

  • 何のために投資をするのか?
  • いつ使うためのお金なのか?

などをしっかり考えて投資信託も選ぶようにしましょう。

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この記事を書いた人

中野 敦成のアバター 中野 敦成 ファイナンシャルプランナー(FP)

「この知識をたくさんの人に知って欲しい。そして、生活を豊かに、夢をあきらめず実現して欲しい。そのためのお手伝いをできる仕事がしたい!」と思い、金融機関で勤めた経験もなく勢いのまま会社を辞め、独立系ファイナンシャルプランナー(特定の保険会社や金融機関などに属さないFP)として大阪で2005年に開業。
長年、サービス提供を行っていく中で、先輩FPや仲間のFP、税理士や司法書士などの専門家のアドバイスやサポートを受けて、相談技術や相談実務で役立つFP知識を増やす。
ファイナンシャルプランナーはお金の専門家として責任を持ち、お客様とお会いして相談をお受けいただいた前より、ホッとした表情や笑顔でお帰りになるお客様の顔をみて「やっぱりファイナンシャルプランナーという職業はいい職業やな」と日々実感している。

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