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株式運用は個別銘柄?投資信託?

アベノミクスの影響もあって、株高、円安が続いていましたが、

このこところ、日経平均も大きく上下しています。

今日(2014/10/11)の日経新聞には

「年初来安値銘柄が急増」なんて記事がありました。

もちろん、日経平均株価も下がっているので、

安値になる銘柄があってもあたりまえかな、と思います。

しかし、日経平均は年初より低くなっているワケではないので、

個別銘柄は銘柄選びも大事になることがわかりますね。

株式運用は個別銘柄がいいか?投資信託がいいか?

ここ1~2年、FP相談会を行っていると、資産運用のご相談が

多くなっています。

もちろん、「資産運用がしたい」という直接的な相談ではなく、

若い方ならライフプランを考えた中での資産運用、

50代、60代の方だと、老後に備えた準備の中から資産運用、

という事が多く、ほとんどの方が初めて預金以外の金融商品を

持たれる方です。

しかし、中には投資経験者もいらっしゃって、

「株式運用は、個別銘柄と投資信託ではどちらがいいか?」

というご質問がしばしば出てきます。

「選ぶ楽しみ」が欲しいなら個別銘柄

冒頭にも書いたように、個別銘柄の場合、銘柄選びが大事になります。

1,000以上ある上場銘柄から、「どの銘柄があがりそうか?」と

考えたり、「この銘柄は、今こういう状況だからあがるだろう」と

予測することは楽しいと思う人も多いでしょう。

そして、選んだ銘柄が自分の思っていたような株価の動きをすると

満足感も高いはずです。

このような、選ぶ楽しみ、予測する楽しみも得たいのであれば、

個別銘柄での運用がいいのではないかと思います。

もちろん、そのためにはある程度株式の運用や値動きについての

知識を持つことが必要です。

勉強するのもひとつの楽しみ、という人も多いです。

「市場に投資する」という考えなら投資信託

選ぶ楽しみ、というより日本の景気はあがるだろう、下がるだろうと

いうような全体的な景気や過去の平均からだいたいこれくらいの

リスクとリターンがあるだろう、といったように大きな世の中の

動きを考えて運用をするなら投資信託です。

商品にもよりますが、インデックス型の投資信託では、その市場の

動きを示す指標、日本株式なら日経平均やTOPIXといった指数と

連動するような運用をしています。

長い期間を考えれば、上がったり下がったりを繰り返しながら、

資産が育っていけばいい、という考えで運用するにはマッチする

商品です。

目的と気持ちにあった金融商品選びをしよう

資産運用を行う上で大事なのは、「何のために行うのか」を

しっかり考える必要があります。

単に「銀行に置いておいてももったいない」という考えで、

ちょっとでも増えればと思って運用を始めてしまうと下がった時に

すごい損をしてしまった気分になります。

目的をしっかりと持って運用をすることで、「今は下がっているけど

目的はもっと先だから」といったように、状況に気持ちが左右されずに

運用を進めていくことができます。

「何のために」をしっかりと考えて資産運用を行いましょう。

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