2015年2月28日の日経新聞に
「年金運用 国内株2割」
という記事がありました。
これは、昨年までの国内株式割合12%から
25%に引き上げる過程での現状という
ことになります。
もちろん、購入した分だけでなく、最近の
株価の値上がりによる比率の上昇についても
書いてありました。
まだまだ年金は株式の運用を増やす?
前述のように、年金の運用をしているGPIFは
国内、海外の株式の保有比率を25%ずつに増やすことを
目標にしているので、まだまだ購入の余地はあると
いうことです。
また、公務員の年金資産を運用する国家公務員共済組合連合でも
国内株式の比率を8%かから25%に増やすという記事が
26日付の同新聞で記事がありましたので、こちらの機関でも
株式が買われる、ということがしばらく続くことになりそうです。
個人はどうすればいい?
「じゃあ、わたしたちはどうしたらいいの?」ということですが、
GPIFに合せる必要はありません。
でも、国がわたしたちの年金を積極的に運用しないと、将来の
物価上昇にはおいつかない、と考えていることはとても参考に
なります。
貯金で老後の生活資金を貯めることができるのであれば、
不要なリスクをとってまで、投資をする必要はありませんが、
・貯金では希望額が貯まらない
・今使えるお金を殖やしたい
ということであれば、運用をすこしずつでもスタートした
方がいい時代になっているのは確かです。
インターネットの普及や銀行での投資信託の窓口販売が解禁になって
投資も身近になっています。
少額からスタートして慣れておくことをオススメしたいですね。