株式は何割くらい持った方がいいですか?

ファイナンシャルプランナーの中野です。

2015/07/11の日経新聞の記事で、

「公的年金運用 株増えリスク高まる」

という見出しで記事がありました。

これは、わたし達の年金も運用して

増やすことを目標にしている訳ですが、

この運用のポートフォリオ(資産配分)の比率が

国内債券の比率が下がり、株式の比率が増えた

ことを指しています。

リスクが増えることは悪いこと?

記事の見出しだけを見ると、どうしても

「リスクが高まってキケン」というように

見えてしまいます。

確かに、国内債券の比率が下がって、

株式の比率が上がればリスクは上がります。

では、公的年金を運用するGPIFがなぜ

そんなことをしたか?と考えるのが重要です。

目標に合せたリターンの結果でリスクが変化する

GPIFが運用する資金の運用構成はこれまでは

・短期資産: 5%
・国内債券:60%
・海外債券:11%
・国内株式:12%
・海外株式:12%

というような構成でした。

 

しかし、この構成で運用しても年金制度が成り立たなく

なってしまうということで、資産構成を

・国内債券:35%
・海外債券:15%
・国内株式:25%
・海外株式:25%

と変化しました。

資産構成を変化させることで期待リターンを上げようと言う事です。

リスクを下げるにはどうしたらいい?

もし、リスクを下げたいという場合はどうするか?と

考える必要があります。

この場合、これまでと同じリスクでしておきたい

イコール、『もっとたくさん運用にお金を回す』

と言う事になります。

年金で言えば、年金保険料を上げると言う事になります。

もしくは、『もらえる年金を少なくする』と言う方法もあります。

まとめると

いままでと同じ年金が欲しいなら

・運用のリターン、リスクを上げる

・年金保険料を上げる

リスクも保険料も上げたくないなら

・もらう年金を少なくする

ことを考えなくてはいけません

老後資金準備にあてはめてみる

わたしたちが自己責任で行っている老後資金準備でも同じことが言えます。

『いくら準備したいか?』

『(老後のための貯蓄運用に)今いくら使えるか?』

『運用でリスクが取れるか?』

のバランスになります。

準備したい金額に対して、今老後のために置いておける(使える)お金が

少ない場合、運用でリスクを取る必要があります。

リスクを取りたくない場合は、老後の使えるお金を減らすか、

今老後のために使えるお金を増やさなくてはいけません。

『リスクが低く、たくさん増える方法はないかしら?』

と思っていると詐欺にあったり、リターンだけを目にしてしまい、

リスクに目が行かず、あとで慌ててしまうことにもなりません。

増やしたい金額、使える金額、リスクへの理解をしっかり考えて

運用しましょう。

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この記事を書いた人

中野 敦成のアバター 中野 敦成 ファイナンシャルプランナー(FP)

「この知識をたくさんの人に知って欲しい。そして、生活を豊かに、夢をあきらめず実現して欲しい。そのためのお手伝いをできる仕事がしたい!」と思い、金融機関で勤めた経験もなく勢いのまま会社を辞め、独立系ファイナンシャルプランナー(特定の保険会社や金融機関などに属さないFP)として大阪で2005年に開業。
長年、サービス提供を行っていく中で、先輩FPや仲間のFP、税理士や司法書士などの専門家のアドバイスやサポートを受けて、相談技術や相談実務で役立つFP知識を増やす。
ファイナンシャルプランナーはお金の専門家として責任を持ち、お客様とお会いして相談をお受けいただいた前より、ホッとした表情や笑顔でお帰りになるお客様の顔をみて「やっぱりファイナンシャルプランナーという職業はいい職業やな」と日々実感している。

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