大阪市内で「VISAデビットカード勉強会」の開催サポートを行いました

2017年6月29日にビザ・ジャパン株式会社主催のファイナンシャルプランナー向けVISAデビット勉強会の開催のお手伝いをさせていただきました。

勉強会では、東京からお越しいただいた、VISAデビットのプロダクト担当者の他、ソニー銀行でSony Bank WALLETの立ち上げ、開発を行った方から特徴や使い方などをお話いただきました。

 

VISAデビットカード

VISAデビットカードは、クレジットカードと違って、銀行の口座の預金残高を直接支払いに使う仕組みになっています。

なので、口座の預金残高からすぐに引き落としがされるので、使い過ぎや、来月以降に請求があって「うっ・・・」となってしまうことはありません。

逆に言うと、今口座にあるお金しか使えない・・・とも言えます。

使い方は、クレジットカードと同じで支払いの時に「VISA、一括で」とクレジットカードの決済と何ら変わりがありませんので、VISAが使えるお店ならどこでもつかうことができます。

また、クレジットカードの場合は、与信といって、使う人の返済能力の有無が審査されます。このため、未成年や働いていない高齢者の方などはカードを作ることが出来ませんが、デビットカードは口座の残高までしか使えないの信用情報は不要なので、このような方にも作ることができます。

今はネット通販などでクレジットカード決済を求められる場合が多いですので、クレジットカードが作れない、後払いのクレジットカードは持ちたくない、という人には向いているかもしれません。

また、高齢者の方や小さな子どもがいる人などでATMに長い時間並ぶのは避けたい人けど現金主義の人にも便利なシステムだと思います。

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Sony Bank WALLET

ソニー銀行のデビットカードSony Bank WALLETはもちろん、VISAデビットカードのソニー銀行の口座から引き落とされるシステムなのですが、ユニークな機能があります。

それは、Sony Bank WALLETは外貨でそのまま決済できることです。

通常、クレジットカードなどを海外で使うと、その時の為替レートで取引されたり為替手数料が発生するのですが、Sony Bank WALLETの場合、外貨預金をしていれば、その外貨で決済が行われます。

例えば、ソニー銀行で米ドルの外貨預金をしていたとします。ハワイでSony Bank WALLET(デビットカード)で決済をすると外貨預金をしている米ドルから支払われます。

なので、海外に旅行に行く予定がある場合では、円高の時に外貨預金をしておいて、その外貨を現地で使うことができるのです。

また、外貨預金をしていなかったとしても、円預金の残高があれば、「円からアシスト」で円預金→外貨預金→外貨決済を自動でしてくれます。

ソニー銀行の場合、外貨預金の場合の為替手数料がかなり安いので、通常のクレジットカード決済をしたときよりも為替手数料を抑えることができます。

このような説明の他、ブログでは載せることができない、開発者ならではの裏話なども聞かせていただきました(^^)

実際デビットカードを使うと

実際、わたしもデビットカードを使っていますが、クレジットカードと何ら変わりなくお店で使うことが出来ます。

デビットカードをお店で使うと、メールですぐに利用通知が来るので、「お金を使った」感があり、ついつい残高をチェックするので、使い過ぎ防止になっていいかな、と普段の少額の買い物にはデビットカード、大きな買い物にはクレジットカードと使い分けています。

ご相談のお客さまで、「ついついカードで使い過ぎてしまう」というような人や、「アメリカやヨーロッパによく行く」という人にはデビットカードをご紹介して家計管理や為替手数料の節約などに使ってもらっています。

 

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この記事を書いた人

中野 敦成のアバター 中野 敦成 ファイナンシャルプランナー(FP)

「この知識をたくさんの人に知って欲しい。そして、生活を豊かに、夢をあきらめず実現して欲しい。そのためのお手伝いをできる仕事がしたい!」と思い、金融機関で勤めた経験もなく勢いのまま会社を辞め、独立系ファイナンシャルプランナー(特定の保険会社や金融機関などに属さないFP)として大阪で2005年に開業。
長年、サービス提供を行っていく中で、先輩FPや仲間のFP、税理士や司法書士などの専門家のアドバイスやサポートを受けて、相談技術や相談実務で役立つFP知識を増やす。
ファイナンシャルプランナーはお金の専門家として責任を持ち、お客様とお会いして相談をお受けいただいた前より、ホッとした表情や笑顔でお帰りになるお客様の顔をみて「やっぱりファイナンシャルプランナーという職業はいい職業やな」と日々実感している。

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