2018年5月26日の新聞記事に「生保 外債運用に活路」という
見出しで記事がありました。
この記事の内容を元に資産運用について考えてみたいと思います。
企業も資産運用をしている
記事の見出しからもわかるように企業、特に保険会社や銀行などは
資産運用をしています。
とはいってもこれまでは、日本の国債がメイン運用になっていました。
つまり、リスクをあまり大きくとらなかったといえるかもしれません。
それでも国債でも金利がついていたわけですが、現状では金利が
低くなってしまい、利益を生むのが難しくなっている状態です。
記事の中では、「償還を迎えた国債などをすこしずつ外債に振り向けた」
と書いています。
つまり、為替の変動リスクを取りながらより高い金利で利益を獲得
する方向に動いたということです。
企業もこれまでにくらべると積極運用をしていることがわかります。
『少しずつ』が資産運用のポイント!?
先ほど紹介した記事内でも「償還を迎えた国債などをすこしずつ外債に・・・」
となっているように『少しずつ』というのはポイントだと私は思います。
ギャンブル的に大きく利益を得たいのであれば、大きな金額を一気に
積極運用に回すことが有効です。
しかし、下落した場合はその分だけ損失を被ることになります。
少しずつ振り向けることで、いきなり大きな損失を被ることを防ぐことは
私たち個人の資産運用でも考えたいところです。
資産運用はコツコツが基本
わたし達が行う資産運用は、一年とかの短期で成果を出す必要はありません。
10年、20年後に使うお金が増えていることを目標にしていますよね?
しかも、既に何年も資産運用をしている人はまだまだ少ないはずです。
そんな人がいきなり大きな損失を出してしまうと、続ける勇気を失ってしまいます。
資産運用はリーマンショックから現在に至る市場の動きを見ても
わかるように長期で行うことでリスクを回避することができます。
そのためには、専門家のアドバイス、サポートを受けながら
コツコツと行うのがとても大事です。