遺品整理で思わぬお金が?~お金の有効活用を考えよう~

相続などとはまったく関係ない記事ですが、遺品の中から現金が
出てくることが珍しくないという内容の記事がありましたので紹介します。

最近は自分が亡くなる前に、持ち物を整理する生前整理や亡くなった人の
遺品を専門業者に依頼して整理をしてもらう人が増えているようです。

私も勉強会などで、遺品整理を専門にしている元廃品回収会社さんの
代表の人にお会いしたことがあります。

高齢者の方のお金のおいている場所は?

特に亡くなったかたの遺品整理は、親族の方が遠方に居ることなどから、
なかなか遺品の処分などに時間がかけれない人や、親族の方がいらっしゃらず、
大家さんが困って依頼することなどが多いようです。

遺品整理の専門会社の代表の人や新聞記事でもあったのですが、遺品の整理中に
意外なところから現金が出てくることがよくあるそうです。

共通して出てきたきーわどが、「冷蔵庫」と「靴箱」です。

ヘソクリであればもっとわかりにくいところに置いておくのではないかと、
意外な感じがしたのですが、普段使いやすいところにおいているのかな、
という感じがしました。

話を聞いていると、ヘソクリというよりかは、使うお金を現金で置いておくために
冷蔵庫や靴箱に「保管」をしているのではないかという気になりました。

と、いうのも高齢な方の場合、銀行に行くのも大変なので現金を自宅に置いている
ということらしく、使うためのお金の保管場所なのではないかと思いました。

私たちが気を付けることは?

私自身もそうですが、なんとなく現金をあちこちに置いていることはないでしょうか?

例えば、普段使う財布の中以外に、旅行の時専用の財布や机の引き出しの中の小さいポケットなどです。

これらのお金は少額かもしれませんが、有効活用できているとは言えない状態です。

せっかくのあなたのお金ですから、是非有効活用をしてもらえたらと思います。

それは、資産運用というだけでなく、普段の生活の中の必要なモノを買うのでも
いいでしょうし、ちょっとした贅沢ランチや普段手に取らないような小物などの
買い物などに使うのもいいでしょう。

お金は置いているだけでは、何の価値もありあせん、何かに形を変えることで価値が生まれます。

せっかくあなたが得たお金を放っておかず、有効活用を考えてください。

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この記事を書いた人

中野 敦成のアバター 中野 敦成 ファイナンシャルプランナー(FP)

「この知識をたくさんの人に知って欲しい。そして、生活を豊かに、夢をあきらめず実現して欲しい。そのためのお手伝いをできる仕事がしたい!」と思い、金融機関で勤めた経験もなく勢いのまま会社を辞め、独立系ファイナンシャルプランナー(特定の保険会社や金融機関などに属さないFP)として大阪で2005年に開業。
長年、サービス提供を行っていく中で、先輩FPや仲間のFP、税理士や司法書士などの専門家のアドバイスやサポートを受けて、相談技術や相談実務で役立つFP知識を増やす。
ファイナンシャルプランナーはお金の専門家として責任を持ち、お客様とお会いして相談をお受けいただいた前より、ホッとした表情や笑顔でお帰りになるお客様の顔をみて「やっぱりファイナンシャルプランナーという職業はいい職業やな」と日々実感している。

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