去年はPay Pay、LINEPay、楽天Payなどさまざまな〇〇Payやキャッシュカードなどで
キャッシュレスによる買い物に対するポイント還元などがありましたね。
これに加えて、2020年6月末までは、消費税増税されたことの消費の冷え込みを
抑えるために国がキャッシュレス還元事業が行われていました。
大手だと2%、中小企業などでは5%の還元がありました。
この公的なポイント還元も今年の6月で終了してしまいましたね。
少しTVの情報番組などでも取り上げられ始めましたが、「マイナポイント事業」と
いうものが始まります。
これは、マイナンバーカードを持っている人が〇〇Payや交通系ICカードに
キャッシュカードなどのキャッシュレス決済のサービスにチャージをした際や
利用した際にポイント還元がされます。
還元率は最大25%のポイントです。
ただし、上限が決まっていて、最大5,000円分のポイントまでとなっています。
つまり、2万円分までのチャージや決済までにポイントがもらえることになります。
マイナポイントをゲットするには?
マイナポイントをゲットするにはまずはマイナンバーカードを取得しておく必要があります。
10万円の定額給付金の受取りでも話題になったマイナンバーカードですが、
カードを発行してもらうには1カ月はかかるとみておいた方がいいので、
ポイントをゲットしたい人は早めにカードを発行しておいた方がいいかもしれませんね。
マイナンバーカードの発行については以下のURLをご覧ください。
https://www.kojinbango-card.go.jp/
マイナンバーカードを取得したら持っているスマートフォンにマイナポータルなどの
アプリをインストールして、登録を行います。
スマートフォンを持っていない、登録の仕方がわからない、という人は市区町村窓口や
郵便局、携帯ショップなどに「マイナポイント手続きスポット」が設置されているので
そちらを利用するのもいいでしょう。
登録方法やマイナポイント手続きスポットを確認したい人はマイナポイント事業の
ホームページを確認してみてください。
https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/
マイナポイントがもらえるのは9月1日から
マイナポイントは登録などはスタートしていますが実際に使うことができるのは、
9月1日からです。
気を付けてもらいたいことは、一度決済サービスを選ぶと、変更することが
できないことです。マイナポイントの予算は決まっているので、もし予算を
超えることがあれば申し込みがストップしてしまいますが、予約をしておけば
権利は確定するので使う決済サービスはじっくりと考えてもいいでしょう。
既に予約ができる決済サービスや利用が決定している決済サービスも
ありますが、今後利用が出来る予定の決済サービスもあります。
自分がよく使っている決済サービスが今後使えるようになるかもしれません。
マイナポイントのHPの「対象となる決済サービス検索」のページに
既に利用が決まっている決済サービスの一覧が掲載されています。
今後利用できる予定の決済サービスについては同じページの一番下まで
スクロールしてもらうと「今後申込みが開始される予定の決済サービスはこちら」の
ボタンをクリックすると、一覧が表示されます
利用できるまでにはまだまだ時間がありますので、どの決済サービスが
自分にとって使いやすいのか?マイナポイント以外の特典がお得なのは
どの決済サービスか?などを比較して利用する決済サービスを決めて
くださいね。
新しい制度やお得情報は次々とでてくる
今回のマイナポイントは、マイナンバーカードを普及するために行われている事業です。
知っていたら早くお得を手に入れることができますが、「どうやったらいいの?」と
なってしまう人も少なくないでしょう。
新しい制度やお得情報は次々と出てきます。
たとえば、数年前に大阪府では、「自転車保険の義務化」が定められました。
しかし、実際には、自転車保険に加入することではなく、「個人賠償責任保険」に
加入することを義務付けられたのが本当の制度なのです。
個人賠償責任保険は、(ざっくりというと)一緒に住む家族の一人が契約していれば、
その家族は全て保障の対象となります。
また、個人賠償責任保険は、自転車保険だけでなく、マイホームの火災保険や、
自動車保険に特約で付加することができますし、付加されている場合もとても
多い保険です。
それぞ知らずに、わざわざ必要のない保障のついた自転車保険に加入してしまうと
保険料を払い過ぎになってしまう、必要のない保険に無駄に入ってしまうことに
なりかねません。
ファイナンシャルプランナーから情報を得よう!
ファイナンシャルプランナーは家計の総合的なアドバイザーであり実行サポーターです。
常に新しい情報を新聞や専門誌、プロの勉強会などで収集をしています。
継続的にファイナンシャルプランナーと接することで、将来の不安を解決し、
資産運用などをサポートしてもらえるだけでなく、さまざまな最新の情報を
的確に受け取ることができます。
今後の暮らしを充実させるためにもファイナンシャルプランナーに是非相談してください。