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老後の不安を解消するために何かしていますか?

あるメルマガで、オムロンがシニアの健康について調査した結果が
ホームページ上に掲載されていると書かれていたので、興味を持って
そのページをのぞいてみました。

調査のテーマは、
「40代から70代の男女6,000人に聞いた 人生100年時代におけるシニアの健康に関する意識と実態」
というもので、40代から70代の男女6000人対して行った調査のようです。

調査したいところはさすがにオムロンさんなので、健康に関することで
老後の不安などを集めるのが目的のようでした。

オムロン ヘルスケア
40代から70代の男女6,000人に聞いた 人生100年時代におけるシニアの健康に関する意識と実態 調査結果概要|...
40代から70代の男女6,000人に聞いた 人生100年時代におけるシニアの健康に関する意識と実態 調査結果概要|...40代から70代の男女6,000人に聞いた 人生100年時代におけるシニアの健康に関する意識と実態 調査結果概要のページです。オムロン ヘルスケアのニュースリリースをご案内し...

老後は不安だけど何もしていない!?

日経新聞でも老後の不安についてアンケートがありましたが、
オムロンさんの調査でも老後の不安は「健康」と「お金」でした。

オムロンさんの調査ではまず、「老後に不安があるか?」という質問が
されていて、86.5%の人が「ある」と回答していて、不安の内容は、

1位:お金 52.4%
2位:認知症 45.3%
3位:自分自身の介護 40.1%

となっていました。

そして、「不安がある」という人に老後の不安に対して具体的に
取り組んでいるかのアンケート結果は4人に1人(24.8%)は

「何も対策をしていない」という結果だということです。

逆に言えば、4人中3人は何かしているという事になりますので
何もしていない方が少数派の方なのかもしれません。

しかし、対策を行っていることの1~5位は健康の事で、
お金のことに関しては、6位の「貯蓄:26.7%」、9位の「財産運用:13.3%」
という順位になっていました。

ほぼ半数の人がお金の事について不安に思っているのに、
対策をしている人はあまりいない・・・ということになります。
ざっくりな感じですが、お金のことが不安に思って貯蓄している人が半分、
お金のことが不安に思っていて運用をしている人は4人に1人という感じに
なるかと思います。

たぶん、運用をしている人は貯蓄もしているのでは?と感じてしまいます。

もちろん、その人の家計の状況によっては、今の生活を優先すると
貯蓄や運用に回すお金がない・・・という人も居るかもしれませんが、
少しでも貯蓄や運用を始めてもらえたらと思います。

貯蓄ができない状況なら家計の見直しから

今の家計の状況ではなかなか貯蓄や運用にお金を回すことができない、
という人はまずは家計の見直しから考えてみましょう。

家計の見直しというと、「節約」のイメージが強いかもしれません。

食べたいものをガマンする、買いたいものをガマンするといった
ツラいイメージを持つ人もおおいかもしれません。

テレビなどで時々出てくる「節約の達人」のようなものすごい努力で
1円、2円を削るのをみて「わたしにはできない(したくない)」と
思ってしまうこともあるでしょう。

ファイナンシャルプランナーが考える家計の見直しはちょっと違います。

ファイナンシャルプランナーが家計をチェックする時に初めに確認
することは、固定費です。

固定費とは、毎月定期的に同じ金額を支払っているものです。

代表的なものは住宅ローンや家賃、駐車場代などの住居費、
生命保険や車の保険などの保険料、携帯電話やネット使用料などの
通信費、水道・電気代などです。
そして最近多いのが、サブスクリプション、サブスクと言われる
定額制サービスです。
私も使っている定額サービスとしては、送料が無料になるアマゾンプライムです。
月々の負担は数百円とそんなに多くないのですが、年間に数千円になりますし、
複数のサービスを使っていると意外に大きな出費になります。

その次にチェックするのがローンです。マイカーローンや
家電などの分割ローン、リボルビング払いなどです。
このような毎月定額で支払っているものは、一度見直せばずっと
見直し(節約)の効果は続くので、是非行っていただきたいものです。

節約した分を貯蓄に回すことができれば、少しでも老後の不安を
減らすことができます。

なぜかお金が貯まらない・・・という人は

私のところに相談に来る人の多くは、「あきらかに使過ぎ!」と
いう人はほとんどいません。

多くの人が「そんなに使っていないのだけど、お金が貯まらなくて」
というような悩みを抱えています。

家計簿などを持ってくる人もいるのですが、それぞれの項目の
支出はそんなに多くないように見えるのに、トータルすると
それなりの支出になっている「ぽっちゃり家計」の人がほとんどです。

働いていると、キャリアが上がっていく中で、少しずつ収入が
上がっていきます。収入があがるともちろん、支出も増えることがあり、
結果として「いつまでも貯まらない」ということがよくあります。

先取り貯蓄&運用で確実にお金を残す!

「何もしていないのに知らない間にお金が貯まってた」という人は
ほとんどいません。

年収が1,000万円も超えるような人でもお金は「自然に貯まる」と
いうようなことはありません。

ほとんどの人が「先取り貯蓄&運用」を行っています。

つまり、お給料をもらったらまず、貯蓄と運用に回して残りで
生活をするのです。

貯蓄や運用の方法はその人の性格や勤め先の制度によっても違います。

福利厚生が充実している会社では、社内貯金、財形貯蓄、持株会、
確定拠出年金のマッチング拠出などさまざまな「給与天引」による
貯蓄や運用のサービスを受けることができます。

「そんな福利厚生サービスはうちの勤め先にはないよ!」という人は
積立定期預金や個人年金保険、iDeCoやつみたてNISA、その他証券会社の
自動積立サービスなどを使って、「自動」で貯まる仕組みを作りましょう。

「貯まってから貯金か運用をしよう」と思ってもなかなかできませんよ!

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