昔から天邪鬼な性格な大阪のご当地FP中野です。
人に「これをやりなさい」と言われることってあんまり続かなかったり、やったとしても結局はあんまり効果がなかったりするような気がしませんか?
児童の体力低下を懸念して、外遊びの「義務化」が検討されているというニュースがありました。
「義務化と授業と何が違うの?」とか、「外遊びをしたくなるように体育とか社会の授業で機会を与えれば?」などの疑問を感じた記事でした。
節約も運用も「やらされている」と続かない
初めに書いたように、「やらされている」と思った時点で長くは続かないでしょうし、効果もあんまりないのは外遊びだけでなく勉強や節約、運用などでもいえるのではないかと思っています。
ファイナンシャルプランナーとして家計や資産運用の相談にのっているわけですが、お客さまがご質問をいただいたことに対しての答えはいくつか頭に浮かぶのですが、決して「こうしなさい」ということは伝えていません。
家計や資産運用は結局はお客さまが主体で動かないといけない事ですから、答えを与えて「こうしなさい」と正しい答えを伝えたとしてもその人の考え方や行動できる内容であるかどうかはわかりません。
お客さまが解決したい問題に対して「こんな方法がありますよ」といくつかの方法を提示してお客さまに選んでもらっています。
資産運用や家計の改善には「自分で選び、行動する」ことが大事だと思っています。
実行するうえで必要な知識やテクニック、運用商品などをお伝えしたり、管理のバックアップや見直しを一緒にして、お客さまの夢や目標の実現をバックアップするのがファイナンシャルプランナーの役目だと思っています。