名前を付けるとはやるんだよなぁ・・・と懸念している大阪のご当地FP中野です。
オレオレ詐欺とかニートとかって言葉が世に出ているとはやりますよね。
カタカナにしちゃうとなんだかそれだけで一般的なグループ化がされてしまって一般化されてしまうことが怖いですね。
もしかしたらオレオレ詐欺も「ちょっとオレオレ詐欺してみね?」みたいな感じで気軽に犯罪に加担してしまう若者が居るのかもしれません。
なので警視庁が「振り込め詐欺」の新しい呼び方をTwitterで募集をしているという記事がありましたが、あんまりスマートな呼称にならないように祈っています。
金融商品は名前に騙されない
詐欺とは意味合いが全く違いますが、金融商品などでも商品の名前などから自分勝手に都合の良いイメージをしてしまって安易に加入、購入することは注意しましょう。
ハッピー○○○○○○
とか、
スマート○○○○○○
とか、商品の内容にまったく意味のない商品名になっていることもしばしばありますので、しっかりとどんな金融商品なのかを知ることが大事です。
金融機関の営業マンによっては、「売り切れしそうです」などと言って決断を迫ることがしばしばですが、大抵の場合、よく似た金融商品はたくさんありますし、売り切れることもないことが多いので、ゆっくり、しっかり理解してから購入をしてください。
ファイナンシャルプランナーとして家計や資産運用の相談を行っていると、40代より上の方はご相談の前に保険商品や投資商品を保有されていて「これってどうなのかしら?」とご相談に来られるケースが多いです。
金融商品は、そのお客さまのニーズに合っているか合っていないか、が重要になります。商品の良し悪しではありません。
洋服に例えると、ハイキング行くのにスーツは選びませんよね?逆に会社に出勤するのにパジャマで行く人もほとんどいないでしょう。
つまり金融商品は洋服などと一緒で目的に合わせて選ぶことが重要なのです。
しかし、ご相談に来られた方の持っている金融商品を見ると、「ホントに合ってるかな?」思うことがしばしばあります。
じゃあ、なぜ相談に来られた方がその商品を選んだかというと、
「昔からの知り合いが保険会社に勤めていて、信頼して任せた」とか、
「銀行窓口で進められたから」
といった根拠ない信頼感から商品を確認しないケースがあるようです。
また、前述のように商品名でなんとなく・・・という選び方をされている方がよくいらっしゃいます。
金融資産はあなたとあなたの大事な方を守るための保険・保障であったり、資産です。
一昔前のように、保険商品ならどこで買っても一緒という時代なら身近な人から加入するのもよいかもしれません。
しかし、今は自由化で保険商品、金融商品も選ばなくてはいけない時代になっています。
自分自身でしっかりと判断できるように知識を身に付けるか、信頼して相談できるアドバイザーをはやく見つけて失敗しない金融商品選びをしてもらえたらと思います。