「中野さんって堅実派ですよね」ってお客さまからよく言われる投資大好きな大阪のファイナンシャルプランナー中野です。
上の話をわたしをよく知る人に話すと、100%鼻でわらわれます。知人の知るわたしとお客さまが知る私、どっちのわたしが本当なんでしょうか・・。
まあ、それはさておき、4月はいろいろとイベントがある日ですが、4月最初のイベントといえばエイプリルフール。
「雑誌社が美術館の閉館をジョークにして怒られた」ってニュース記事が出ていましたが、まあ当たり前ですよね。
エイプリルフールのうそはお祭りみたいでたのしいですが、関係者にちゃんと根回ししないと怒られちゃいますよね。
運用方法や買い物なども根回しが必要
さて、根回しはこんな大掛かりなことでなくてもわたしたちの生活、特にお金に関することでも根回しが必要です。
お客さまの家計や資産運用の相談をしていると、
奥さま(またはご主人さま)が来られずに相談している時に、
「今度、車を買い換えようと思ってるんです。」
「資産運用をしたいのですが、FXにも挑戦しようと思っています」
なんてお話が出てくることがあります。
本人はウキウキワクワクなのですが、「奥さま(ご主人さま)はご存知ですか?」というと、「そこなんですよね・・・」ってお話になることがしばしばあります。
パートナーの方になかなか話を切り出せないのにはもちろん理由があるワケですが、話さないでスタートしてしまったら、もっと大変なことになってしまうことになるかもしれません。
ちょっと考えて、自分がしたいこと、買いたいことの理由をしっかり考えて納得してもらえるように「根回し」した方がいいでしょう。
車の買い替えの場合、
「このまま車検に出して乗り続けるより、エコカー買い替えた方が燃費と車検を考えたらオトクになる」
「子供の野球の送り迎えを考えると安全性を考えた車にした方がいいと思わない?」
などですし、
FXや投資なら
「貯蓄だけだと、老後に使えるお金が少なくて不安よね。無理ない金額から少しずつ資産運用を始めて老後に旅行に行けるようにしない?」
「大きな損失がでないようにファイナンシャルプランナーさんに定期的にチェックしてもらうし、あなたの条件もFPさんに伝えて」
「投資資金は○○万円までにするし、○○万円以上損失が出たらスッパリやめるから」
など、パートナーに納得してもらえるだけの理由や条件をきちんと伝えることが大事です。
わたしの経験上、きちんと伝えてそれでも「ダメ」って言われる確率はかなり少ない気がします。
夫婦といえばお互いオトナ。
きちんと説明して理解をしてもらえば、家計の負担以上の安心感があると思いますよ。