今年41歳。堂々の中年入りした大阪のファイナンシャルプランナー中野です。
わたしがイメージしていた40代はもっとどっしりしていて、落ち着きはらっているイメージがありましたが、今は自分も含めてアクティブな人が増えたのではないかと思います。
最近、40代女性を応援する雑誌「DRESS」が創刊されました。
大阪の電車の吊り広告でもかなりのスペースを使っていたので目にした人も多いのではないでしょうか。
40代からでも美しく、ということはいいことですよね。
40代、50代からでも運用、健康、美容は手遅れではない!
積立投資+まとまった資金も検討しよう
ファイナンシャルプランナーのアドバイスも活用
40代、50代からでも運用、健康、美容は手遅れではない!
今の40代はバブルもちょっと知ってる元気な世代だと私は思っています。
何事にも積極的ですし、特に女性は美容やおしゃれにも結構お金をかけている積極派が多いのではないかな?と思っています。
そんな40代でもちょっと意外と資産運用に関しては消極的なのではないでしょうか?
なぜ資産運用には消極的なのか?
これは、わたしの勝手な想像なのですが、美容やおしゃれ、ダイエットなどは、周りのひとからよい評価をもらえ安いのではないかと思います。
- おしゃれになったね
- キレイになったね
- 痩せたね
など、言ってもらえると嬉しい事ばかりではないでしょうか。
でも、資産運用の場合、見た目の変化はありませんし、積極的に「資産運用してるの」ということもあまりないのではないでしょうか?
そして、お金の話をすることは、「はしたない事」と教育されている世代でもあるため、人に言うことはないでしょうし、「資産運用をしていくら利益がでている」とかいうのはよくない風潮があるようにも思います。
また、バブルのはじけ様もサブプライムローン問題もリアルに目にしてしまっているので、なかなか手が付けにくいかもしれません。
「働いていたらなんとかなる」と思っている人もおおいのではないでしょうか?
でも、
- このままで老後を迎えるには資金不足!
- 自分たちの世代って年金てホントにもらえるの?
などと不安を感じているのは、もっと若い世代、20代、30代と同じだと思います。
長期運用の物差しを変えてみてみよう
しかし、「運用は長期でするものだから、わたしは手遅れ」なんて言う人もいますが、ものは考え様です。
確かに、40代、50代の人は、30代の人に比べれば60歳に到達するまでの期間は短いでしょう。
しかし、資産運用の期間を65歳、70歳までと設定すれば、運用する期間を長くすることができますので、リスクもそれなりにとりながら運用することもできます。
そして、資産運用はある一定の期間だけ行うものでもありません。もし、60歳から資産運用をしてきた資金を取り崩して、生活費などに充てるとしても、全額を現金化するわけではなく、投資している資産の一部を売却して残りは運用を続けて資産を成長させていくことになります。
また、投資している資産からの配当金や分配金などを得ることができるので、資産運用は「いつからいつまで」と期間を区切り過ぎる必要はありません。
運用資産を持ち続けることで、自分が持つ財産を長く保つことができます。
リスクを低めに資産運用を始める
運用期間を長くできない人であれば、無理にリスクを取らず、ゴールとする金額を低めに設定して、リスクを減らした運用をすればいいでしょう。
資産運用の結果は、人によって求める金額が違います。
あなたにあったゴール設定が必要です。
- いくらの資金を使って
- いつまでに
- いくら準備したいか
をしっかり考えてそれに合わせた運用方法を選ぶことが大事です。
積立投資+まとまった資金も検討しよう
20代、30代の人たちは、また資産形成の初期の段階です。
ですので、資産運用を行うとしても、初期にまとまった資金を投資に回すことができません。
このようにまとまった資金がない人に有効なのは投資信託を使った積立投資です。
投資信託を使った積立投資
投資信託を使った積立投資は、少額、極端な場合、1回の購入が100円からでも行うことができます。
毎月のお給料から、1万円、3万円といったお金を一度設定した購入する投資信託と金額を自動的に毎月積み立てることができます。
銀行の積立定期預金と同じようなイメージですね。
積立定期預金と違うのは投資信託を通じて、株式や債券、不動産といった資産に投資を行うことです。
日々価格の変動があるので、投資した資金も日々変動しますが、大きなリターンも期待できます。
積立投資の良いところは、
- 一度設定すれば自動で買付をしてくれる
- 購入時の価格の高い低いをあまり気にしなくてよい
- 開始当初の運用資金が比較的少額
といったところです。
特に最後の「開始当初は少額」であることは、精神的に楽だと思います。
多額のお金をいきなり、値動きがあるものに投資するのは不安でしょうし、投資した直後に大きな下落などがあった場合は、損失額が気になって仕方なくなってしまいます。
徐々に投資金額が増えていく積立投資であれば、徐々に値動きにも慣れることができます。
まとまった資金は保守的な運用も検討しよう
40代、50代から資産運用を始めようと思い立った人の場合、それまでに貯めていた預貯金などの資産がある人もいるでしょう。
そのような場合は、これから得る収入から積立投資を行うほかに、今まで預貯金で準備してきた資産を資産運用の資金の一部として運用に回すことも検討してみましょう。
その場合は、積立投資を行う資産を一括で購入することも出来ますし、一括で購入する部分はより安定的な資産や商品で運用をすることを検討するのもよいでしょう。
また、比較的まとまった資金があるからといって、資産運用をスタートするときにいきなり一括して投資する必要ありません。
資金を残しておいて、市場が大きく下落した時や、利回りのよい商品が販売されたときのために一部資金を確保しておいてもいいでしょう。
資産運用の方法や選択肢が増える!
20代、30代に比べると40代、50代は運用期間が短くなってしまう・・・とマイナス面を見てしまう人も居るかもしれませんが、これまで預貯金で貯めてきた資産を運用資金にできることや、40代、50代になって日々のお金に余裕がある場合などは、選択できる資産運用の方法や商品も増えます。
選択肢が増えることで、より積極的に運用することも出来ますし、保守的に運用をしても目標とする金額に到達することができる可能性が高くなることもあります。
つまり、「遅く資産運用をスタートした」ことをメリットとして活用することができるのです。
ファイナンシャルプランナーのアドバイスも活用
資産運用も美容も気づいた時からすぐにケアをスタートすることが大事です。
放っておいてよくなることはほとんどありません。
気づいた時からなるべく早くスタートしましょう。
ただし、慌ててなにも準備せずに初めてしまうと失敗してしまう可能性もあります。
しっかりと準備をするか、資産運用のアドバイザー、ファイナンシャルプランナーに相談してしっかり準備してからスタートしてくださいね。