最近洋服はお店の方のオススメにお任せしている大阪のファイナンシャルプランナーの中野です。
自分でチョイスをしてしまうと、どうしても同じような服ばっかりになってしまいますので、服のプロのオススメを素直に聞いています。
金融商品も同じだと思います。どうしても自分だけの考えだと、預金や日本株式にばっかり偏ってしまう傾向があるようです。
「いい」「悪い」では選べない!
保険や投資商品を選ぶとき、または雑誌の記事などでも「これはいい商品」「これは勝手はいけない商品」という紹介がされていることがあります。
しかし、ファイナンシャルプランナー的な視点で言えば、保険や投資商品に「悪い商品」はないと思っています。
いい、悪いではなく、「そのお客さまのニーズを満たしている商品か?」がポイントになります。
服でもハイキングに行くための服が欲しいお客さまに対して、スーツを紹介してもお客さまのニーズを満たしていないですよね?
生命保険で言えば、「自分が病気やケガで入院した時の治療費を準備したい」というニーズに対して死亡保障の保険は必要ありませんよね。
では、お子さまが生まれたご家庭だったらどうでしょうか?お子さまのこれからの生活を守るためにもご主人が収入のメインであれば、ご主人が万が一の時にお子さまの生活を守るための死亡保障は必要になります。
このように、その時、その人に合った商品が必要ということです。
みなさんが保険や投資商品を選ぶときには「その商品を購入・保有する目的」をしっかりと持つ必要があります。
つまり「何のために持つのか」をしっかりと意識する必要があるのです。
それさえあれば、間違った商品選びをする可能性も少ないですし、「こういう目的の商品が欲しい」と言えば、その要望にあった商品を提案してくれるはずですから。