ABCハウジング新・泉佐野住宅公園で、2024年7月21日に知って得する!住宅購入のためのお金教室の一コマでセミナーをさせていただきました
テーマは「かしこくオトクにおうちを建てよう!住宅ローン減税、補助金、NISAをフル活用!」です
今回はセミナーの内容をベースにマイホーム購入の「注文建築と建売住宅、どちらがよいか」について紹介します
注文建築 vs 建売住宅
賃貸と持ち家、戸建てとマンションなど、いろいろと「どちらがいいのか?」比較することは多いと思います
一戸建てでも、注文建築と建売住宅どちらがいいかと悩むことは少なくないはずです
注文建築と建売住宅の違い
建売(または売り建て)の場合、すでに立てる工務店などが決まっていて、ある程度の変更はできますが、おおむね建物の形や間取りが決まっていますが、その分、比較的価格が割安です
ただ、割安にするために性能は標準的です
これに対して注文建築は工務店やハウスメーカーの営業マンや建築士に住まいの希望を伝えて希望の形状や間取りなどを考えて建てます。場合によっては2世帯住宅や店舗付き住宅などの設計が可能です
注文建築を行っている工務店は差別化のためにデザイン性や住宅性能などに優れていることが多いです
断熱性や耐震(免振)性能など、機能が高く、過ごしやすい、光熱費が低く抑えることができる、災害に強いといった特徴がありますが、その分、一般的に建築費用が高い傾向があります
注文建築と建売住宅の価格の違い
一般的に注文建築の方が高いと言われていますが、実際はどうでしょうか?
「2022 年度 フラット35利用者調査結果 」の近畿圏の価格を見るとやはり、建売住宅に比べると土地付き住宅建築の方が約1,100万円高くなっていることがわかります
しかし、よく資料を見てみると建売住宅に比べると土地付き注文建築の方が住宅面積は約1割、敷地面積は約14%も広いことがわかります
同じ建売住宅で、同じ地域の土地でも住宅面積、敷地面積が大きくなれば価格は高くなるのが普通です
なので、土地取得費や住宅面積を建売住宅に合わせて計算したところ、建売住宅と土地付き注文建築との差は土値と建物合わせた金額で約390万円となりました
月々の住宅ローンの支払額は?
400万円価格が上昇した場合、住宅ローンの月々の支払いがいくらになるかを計算したところ、
月々 10,383円
となりました(ボーナス払いなし、元利均等返済、金利0.5%、期間35年の場合)
きちんと比較して住まい選びをしよう
住宅購入は一生一度あるかないかの大きな買い物です
思い込みであきらめたり、安易な選択をせずに、後悔のないマイホーム選びをしていただければと思います