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女性のための生命保険基礎講座

2011/08/28

100年企業作り隊の企画「ちょっとステキ みらいプロジェクト vol.2」で「女性のための生命保険基礎講座」をさせていただきました。

女性のための生命保険基礎講座

少人数で短時間だったのですが、ギュと凝縮して生命保険のことをお伝えしました。

セミナーではあまり質問もなかったのですが、後の茶話会(?)では、ガンガンと「生命保険っているの?」「学資保険ってどう?」とたくさんのご質問をいただきました。

会場の雰囲気に合わせて、わたしもTシャツ&ジーンズとラフな格好でセミナーさせていただきました!

生命保険の種類は?

一口に生命保険といっても、いろいろな商品があります。

大きく分けると次のように分類されます

  • 遺された遺族の生活資金などのため
  • 自分自身の治療のため
  • 将来必要なお金のため

それぞれでどのような特徴があるのか見てみましょう

遺された遺族の生活資金などのため

いわゆる死亡保険金が給付されるもので、生命保険と言われています。

保障期間に応じて

  • 終身保険
  • 定期保険

の2タイプがありますが、最近では、

  • 変額終身保険
  • 外貨終身保険
  • 収入保障保険
  • 逓増定期保険
  • 低減定期保険

など、さまざまなタイプの保険が販売されています。

一般的には、ある一定期間だけを保障する定期保険に比べて、保障が一生涯続く終身保険の方が保険料は高くなる傾向があります。

子どもが大学を卒業するまでの教育資金や生活資金、配偶者が老齢年金を受給するまでの生活資金といったような目的であれば、定期保険が向いているかもしれません。

これに対して、葬儀費用や相続対策など何歳でなくなっても必要な資金の準備については終身保険の方が適しているといえるでしょう。

自分自身の治療のため

医療保険、がん保険などがこれにあたるでしょう。

医療保険の保障内容は?

医療保険の保障の主となるものは入院給付金と手術給付金です。

多くの場合、入院給付金は、1日の入院に対していくら給付されるか、手術の内容に応じて入院給付金の何倍支払われるか、が決まっています。

例えば、入院給付金が1日5,000円で入院を8日間した場合、5,000円×8日間で40,000円が給付されるようになっています。

しかし、最近では短期入院一時金といって、入院日数に限らず一律一時金が給されるようなタイプがあります。

また、特約として

  • 通院特約
  • 女性疾病特約
  • 先進医療特約
  • がん診断給付金特約
  • 三大疾病給付金特約

など、さまざまな特約による給付を付加することができる商品が多くなっています。

がん保険の給付内容は?

がん保険の給付内容は、がんに関する治療や入院に特化することで、手厚い保障をなるべく割安な保険料で提供するようになっています。

最近の傾向では、がんと診断された時点で保険金が給付されるがん診断給付金が一般的になっています。

これは、がんの場合、治療方法が多様化しており、入院や手術だけでなく、放射線治療やホルモン剤治療の他、治療以外に必要なケア代金などにも自由に使えるお金を準備することを目的としています。

もちろん、従来のがんによる入院・手術に対しての保険金給付や通院、乳房再建術などがんでの治療で必要になる治療費をサポートする内容の保険も販売されています。

将来必要なお金のため

保障というよりは、貯蓄、資産運用に近い目的の保険になります。

保険種類としては、

  • 養老保険
  • 学資保険

などがこれに当たります。

養老保険、学資保険と名前は異なりますが、基本的に、満期までに万が一があった場合には遺族に死亡保険金が、満期まで続けることができれば満期保険金が支払われます。

死亡保険金が主の目的ではなく、必要な時期に必要なお金を準備するために使う保険です。このため、満期保険金が支払った総保険料を上回る、つまり、はらった保険料より増えてもどってくるか?どれくらい増えてもどってくるか?がポイントになる保険商品ではないかと思います。

しかし、この低金利時代には、「たくさん増える」ことは難しくなっています。

「着実に準備することができる」「強制的に貯めることができる」「資産運用のようにマイナスになるリスクは負いたくない」といったようなニーズにある程度答えることが出来る保険商品と言えるでしょう。

最近では、増える、利用する目的の金額を準備するために養老保険や学資保険以外に終身保険を利用するケースも増えています。

ファイナンシャルプランナーにアドバイスを求めよう

保険は、普段の生活ではあまり接することがない商品ではないでしょうか。

しかし、一度加入すると長期にわたって保険料を支払い続ける必要があり、保険料を支払う負担は小さくはありません。

自分一人だけで、何の目的のために、どれくらいの保障が必要であるかを考えるだけでも大変ですし、その上、たくさんある保険商品から自分の目的に合った商品を選ぶことは大変難しいことです。

そんな、一生に数度しか考えることがない、専門的な知識が必要な保険選びの時に役立つのがファイナンシャルプランナーです。

ファイナンシャルプランナーは公的年金等の知識もプラスしてあなたにとって必要な保障はどのような内容なのか?その上でどのような商品がよいのかを適切にアドバイスをしてくれます。

マイホームの次に大きな買い物といわれる生命保険に加入しするときにしっかりとお金のプロ、ファイナンシャルプランナーに相談してもらえたらと思います。

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