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独立FPの開業から収益化までの道のり ~3つの収益源と集客からライフプラン作成/金融商品販売まで~

2010/03/11

ファイナンシャルプランナーの自主勉強会(?)であるスタディーグループの中で尼崎を活動拠点としている「SGあまがさき」さまでセミナー講師を承りました。
セミナーテーマは、「独立FPの開業から収益化までの道のり ~3つの収益源と集客からライフプラン作成/金融商品販売まで~」というテーマです。
まだまだ独立ファイナンシャルプランナーとしては未熟な私ですが、この5年間の活動について赤裸々にお話させていただきました。
金融機関からの転職組みではないわたしは、ファイナンシャルプランナーとして独立した時には、顧客もコネもなくスタートしたわけですが、なんとか仲間やお 客さまに支えられて今まで活動させていただいている、感謝の気持ちも込めて今後、独立されようとしている方に向けてお話させていただきました。
約20名ほどのファイナンシャルプランナーの資格をもたれている方々にお話しをさせていただいたのですが、今後のお役に立つかどうか・・・。

こういった勉強会に招かれてお話させていただくのは本当にありがたいことだと思っています。 感謝!です。

3つの収益源その①:相談料

ファイナンシャルプランナーとして活動していく中で、個人のお客さまから直接または企業を介して、個別のFP相談を受けます。

その相談に対しての対価が相談料になります。

ファイナンシャルプランナーの相談料に規定はありません。1時間1万円でも、1時間500円でも、極端な話、無料でも問題がありません。

しかし、無料では収入を得ることができませんので、相談単体で収益化するには有料にする必要があります。

安すぎては何件相談をしたとしても事業しては成り立ちませんが、高すぎるとたくさんの相談の申込みは見込めませんので、金額設定が重要となります。

特に私の場合、富裕層ではなく、「一般の人にFPの相談を受けてもらってよりあんしんして豊かな暮らしを実現して欲しい」と思っているので、あまり大きな金額を設定していません。

そのかわり、継続的に相談してもらえるように顧問契約や数回の相談がセットになったパック商品などのサービスを作っています。

3つの収益源その②:コミッション

FPの相談は単に知識を提供するだけでなく、将来の予測・シミュレーションを行ったり、実際の金融商品選びの実行支援なども行います。

実行支援については、保険募集人や証券外務員として行うことで販売に応じた報酬を保険会社や証券会社から得る事も出来ます。

ただし、このコミッションだけを目当てに無料相談などで集客をしてしまうと、どうしても販売目的となってしまい、本当に相談者が知りたいことに対しての時間を割けない、もしくは割きたくなくなってしまいます。

ファイナンシャルプランナーとして相談者ファーストのアドバイスを行うためにもコミッションだけに頼らないような収益源が必要だと考えています。

収益源その①の相談料は、相談者ファーストのアドバイスを続けるためにもとても大事な収益源だと私は思いますし、「相談料をもらっているんだから」相談者にベストのアドバイスができると思っています。

3つの収益源その③:講演・セミナーや執筆

相談者から直接もらうのではなく、セミナーなどを開催する企業に講師として依頼をうける、雑誌やWebメディアでのFPとしての知識を提供することで、報酬を受けることも出来ます。

報酬については、特に講演やセミナーは金額に差があります。勉強会的なものであれば、交通費程度ということもありますし、マンションなどの販売支援といった営業サポート的なセミナーや大手企業主催の講演会などであればしっかりした報酬を得ることもできます。

セミナーや講演、執筆などを受注するときに報酬以外で注意することとして、そのセミナーや執筆の内容が自分自身のファイナンシャルプランナーとしてのスタンスや考え方とあっているか、依頼してくる企業の主旨が許容できるかなどがとても重要になります。

自分自身の考え方と違うことに対して講演などを依頼されたときは断ることも勇気ではないかと思います。

いつも相談者に言っていることと、依頼されたセミナーで話していることが全く違うこととなってしまうと、相談者からの信用を失ってしまうことになりかねません。

また、依頼されたのに、その依頼主の主旨とは全く違う流れの話をしてしまっては、これまた不評を買ってしまいうことになります。

そうなるとその企業からの依頼がなくなるだけでなく、他の仕事にも影響を及ぼす可能性も少なくありません。

そのようなことになるくらいであれば、断ることもとても重要ではないかと関下ています。

まとめ

もしかすると、どれか一つに集中する方が、効率よく収入を上げることが出来るかもしれません。

ただ、私が考えているファイナンシャルプランナーとしてアドバイスをしたいのはあくまで一般的な会社員の人に対して少しだけマネーの知識を持ってもらうことで、より豊かな暮らしをしていただくことが目的です。

そうなると、どうしても一つのところから大きな収入を得ることは難しくなってしまうので、今回ご紹介したような3つの収益源から少しずつ収益をえることで、ビジネスとして成立させながら、相談に来るお客さまに喜んでもらえる、あんしんして豊かな暮らしを実現してもらえるFP事務所を長く続けて行けるように考えています。

「これからファイナンシャルプランナーとして独立したいな」と思っている人の参考になればとても嬉しいです。

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